人生2回目の新居購入

阪神大震災のあと、住んでいた賃貸マンションが全壊で住めなくなりました。

当時は、結婚3年目、2歳と0歳の子供がいました。

翌年、住んでいた場所の近くで、戸建を購入し、夫の両親と一緒に6人家族としての生活を始めました。

地震のあとの1年は、自分たちは隣県で避難生活をしていたので早く地元に帰りたい気持ちと、親たちも半壊状態のままの家で暮らしていたので、1日も早くまともな家での生活をさせてあげたいという気持ちが強かったのだと思います。

地震から5か月後に、更地になったところに建売住宅の看板があがってるよと聞いて、さっそく親たちと場所を確認し、購入に向けて動き始めました。

なにせ、子供が小さいのと、隣県に住んでいたことで、価格と間取りくらいしか確認せず、契約をして家の完成を心待ちにしたのです。ところが、驚きの事実が!約50坪の土地を分筆して2軒が建つということで、そのうちの1軒を購入したのですが、「連棟」だったのです。

家の間取り図は何度も見ていたのに、連棟かどうかの区別など素人にはわからなかったのです。契約書には確かに連棟であることは書いてあったのですが、建蔽率の関係で表向きそうしているが実際は隙間が空いてる、将来、取り壊すときはなんら問題ない、と説明されたことでなにも深く考えずにいたのです。

悪いのは自分たちで、知識がなさすぎたことに恥ずかしくなりました。そして住みはじめてからは、とにかく安普請であることにうんざり。

2階のトイレの音(男性の小用)が1階に響きわたるのが最悪で、階段には手すりがなく自費で後付け、シンク下の扉を開けると化学物質素材のせいか目がしょぼしょぼする……など、やられたーの思いでした。

しかしながら、その家で、ご近所の方々に恵まれたことも嬉しく思いながら、家族仲よく20年を過ごしました。

ただ、家への思い入れはあまりなかったので、メンテナンスにはお金をかけませんでした。子育て真っ最中だったので、家の汚れも気にしないでいたので、20年後には雨漏り2か所、窓枠のカビがひどく家全体かびくさい、ガレージのコンクリートのひびわれなど、リフォームか立て直しかを迫られる状況となったのです。

家族会議を重ねた結果、売却して新居購入を決めました。

親が高齢のため、立て直しの間の仮住まいがつらいとのことだったからです。場所はなるべく近くで、間取りが変わらないところを探しました。

そしてなにより、信頼のおける不動産屋さん、営業マンさんとの出会いを望みました。前のように、よくわからずに飛びついてはだめだという思いで、休みごとに、夫と不動産屋さんまわりをしました。

お店の雰囲気や受付女性の対応、奥で仕事をされているかたの様子も覗きみながら、やっと自分たちにぴったりな感じという不動産屋さん・営業マンさんに出会えました。

大手メーカーさんではないけれど、家庭内のこともよくわかってもらいながら、資金相談もたいへん頼りになりました。

新居に越して半年。まだ、少しだけ新築の木の香りを感じるときがあります。主婦としては、水回りの設備もたいへん気に入って、掃除が楽しい毎日です。

狭い小さな家ですが、物を減らして快適な生活ができています。何歳で家を買うのかにもよると思いますが、人生2回目で、愛おしく思える家に出会えることができ、よかったなあと思っています。

そして現在は生活にも余裕が出てきて、法律について勉強中です。

きっかけは友人が離婚することになり、相談を受けるようになったことからです。時間を持て余していることもあり法律の勉強をはじめたのですが、精神的にもクタクタの友人代わって離婚に関することを調査することになりました。シロアリ被害は怖いです。

友人は男性なのですが、どうしても親権を取りたいという相談でした。それもまだ赤ちゃんというかなり厳しい状況なのです。

乳幼児の親権は母親が有利だからです。そのため、父親が親権を取るにはどうすればいいのか調査しましたが、結果はかなり厳しいと。

結論としては、離婚専門の弁護士に依頼するのがベストかなと。