離婚体験談:働かない夫

結婚したのは私が34歳、夫が30歳の時でした。交際期間2年を経ての結婚でした。

つき合ってた頃は彼も真面目に働いていたのですが、結婚2年目頃にたまたま私が働いていた会社でカラオケ店を開店する事になり、管理者を募集する事になり社長の方からやってもらえないかと言う事で安い給料で働いていた彼をとてもいい条件で雇って頂ける事になりました。

カラオケ店の二階に住居も用意してもらい新しい生活をスタートしたのもつかの間、元々休みの時にはパチンコやスロットをしてはいたのですが、のめり込む程の遊び方をしていた訳ではなくそれ程心配はしていませんでした。

カラオケ店の方は深夜まで営業するために日中は女の子のバイトを置いて防犯上の心配もあって深夜だけは出勤すればいいと言う条件で夕方5時から深夜2時までの勤務時間で昼間は私が働いていた事もあり暇な時間パチンコに出かけていたのです。

子供もいませんでしたので、経済的にも余裕が出来たからなのでしょう、その内ドンドンのめり込み出勤時間にも少し遅れるからと言ってバイトの子に頼み結局店に出るのは夜の10時過ぎとそんな事をしていたのでバイトの子からは不満が出始め社長の耳にも入り、辞めざる得なくなってしまったのです。

私が長く勤めていた事もあり社長のご好意で住居は移らずに済んだのですが、当然家賃も発生し、仕事も決まらないまま毎日通っていたパチンコ店で親しくなった人達とまるでパチプロのような生活を始めてしまいました。

あまりしつこく仕事の事を言うと暴力まで振るうようになってきてただ黙って見ているしかありませんでした。その内当然のように負けが続き、あっという間に生活費にも手を出すようになって貯金が底をつくのに一年も持ちませんでした。

それでも働こうとはせずに、私が知らない間に消費者金融に手を出し、私のクレジットカードまで黙って持ち出してキュッシングとドンドン借金が膨らんでいきました。

いくら私が働いても毎月毎月支払日が近づいてくると自転車操業のように借金に終われる生活が3年程続いて遂に私も体力的にも精神的にも限界で離婚を決意しました。

しかしあっさり別れてくれるはずもなく、でも弁護士さんに相談するにもその費用すら用意出来ない為に、自己破産するためだからと嘘をついて離婚届に判を押させました。

幸いに彼の方はそちらの方面には無知で判を押すだけならとあっさり承諾してもらえました。そうして私はそれを機会に逃げるように実家へ帰ったのでした。

離婚後も付きまとう借金」

7年目にして離婚が出来たとは言え借金から解放された訳ではありません。

その後も知らないところから連帯保証人になっているからと返済の催促が始まり親に頭を下げて裁判所に出向き自己破産のプロと言われる弁護士の先生を紹介して頂き相談に行った時には負債額が700万にも及んでいました。

すべての手続きが終わり再生と言う形が成立したのはそれから一年目の事でした。

その間に何度か彼から連絡はありましたが、何とかかわしながら、毎月最低額を支払いながら10年目にして私は本当の意味ですべてから解放されたのでした。

今彼はどこで何をしているかはわかりませんが、私はギャンブルなどやる奴は人間のクズとだと言う夫と幸せな日々を送っています。